4人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな物を持って来いと言った理由は次に出た高中の言葉で判明した
「じゃあ2問目。今からゴミにはコレを使って稼いで貰うんだけど、一体何をして稼いで貰うでしょー?」
答えはすぐに分かった
でもあまりの衝撃に言葉が出ない
「あれぇ?答えなくていいのかなぁ?早く答えないとコレ無しで稼いで貰う事になっちゃうけどいいのかなぁ?」
私の目の前に箱をぶらぶらさせながらイヤらしい笑みを浮かべる高中
「ぇ……ょこぅ…ぃ…す…」
唇が震えて上手く言葉が出ない
「え?なに?聞こえなーい。そんなにコレが使いたくないのかぁ。じゃあしょうがな」
高中が言い終わる前に私は震える唇を噛み締め答えた
「援助……交…際…です…」
答えながら体から血の気が引いて行くのが分かる
「正解♪じゃ、頑張れよ。」
そう言うと高中は箱を私の足元にポイッと落とした
震える手で拾い上げる
最初のコメントを投稿しよう!