庭球～短編集～

～柳×赤也～

～40分後～

赤:｢はぁ、どんだけ広いんだよ、この学校のグランドは｣

この学校は何故だか異様にグランドが広くって普通の学校のグランドの2倍はある、流石の俺でも30以上はかかっちまう

赤:｢でも、いいか～もう部活の終わりの時間過ぎてるし鍵当番は俺だし｣

そんな独り言をいいながら部室へ向かったが部室を見ればまだ電気がついている俺は消し忘れだと思ってあまり気に止めることなく部室へ入っていった

柳:｢40分以上…やはりデータどうりか｣

赤:｢え？や、柳先輩!?なにやってんっスか!?｣

いきなりの柳先輩の声に驚きが隠せず大声をあげてしまった

柳:｢大声をだすな、煩い…俺がいては不味かったのか？｣

赤:｢べ、別にそんなことないっスよ｣

あぁ～完璧に今、俺動揺してんだろうな…塚、何で椅子に座ってた柳先輩が立ち上がったと思ったら何で俺、壁と柳先輩に挟まれてんの！？