第五章

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― ―― ――― 午前11時。 照り付ける日差しのせいかこの時期としては少し暑い。 隣の秋は片手に日傘、片手に俺の右手を握り歩いている。 右手が暑い…。 歩いて近くの百貨店に向かっているところだ。 暑さのせいか知らないが秋の顔が赤い。 周りの視線はきついが、秋の手料理を食べた俺には周りの鋭い視線など全然効かないからな!! とりあえず秋の手料理は物凄く美味かった。 また食べたい…。 「おい!!何昼間からイチャイチしてんだよ!!」 状況説明をしているといかにも不良です!!な二人組に絡まれてしまった。 あー…。右手が暑いな…。
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