第五章

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「リュウー恐いのだぁ♪」 と俺に抱き着く秋。 全く恐がってないよね? こんなことしたら火に油を注ぐようなもんじゃ…。 「だからイチャつくんじゃねぇよ!!」 ほら怒っちゃったよ…。 「ねぇこんな奴より俺らと遊ばねぇ?」 俺達は休みだが今日は平日だぞ? 学校サボってナンパか? 学校に行け!! 「♪」 しかし不良の声は俺の背中に頬擦りをしている秋には届いていない。 「おい!!聞いてんのか!!」 一人の不良の手が秋に伸びていく。
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