第五章

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「ぬぅー…。リュウぅー…。」 何やら右の小脇に抱えられている秋の甘えた声が聞こえたんだが…。 この展開はやっぱり…? ここはさっきほどではないがちらほら人がいるぞ? 「ど、どうしたの?」 俺が恐る恐る聞くと…。 「今のも良いが、わ、私はお姫様抱っこのほうが良かったぞ…。」 てっきり甘えてくるのかと思ったが違った…。 人目の無いところだったらいくらでも甘えてきてもいいが、外はちょっとね…。 恥ずかしいし秋はかなり可愛いから男からの視線が痛いんだよ…。 「…だから私に抱っこか…ちゅ、ちゅーをするべきだと思うぞ!!」 何故?
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