第六章・前編

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先ずは味噌汁を一口… うん!!美味い!! 気のせいかもしれないが前よりも美味いかもしれない。 愛歌さんにでも教わったのかな? それなら納得だが…。 「…。」 正面からの視線に気付き、視線のほうへ顔を向ける。 まだ箸も持っていない秋が俺の感想でも待っているかのように緊張した面持ちで俺を見ていた。 「物凄く美味しいよ!!」 「よかったぁ…。頑張った甲斐があったのだ。」 そして秋も食べ始めた。 やっぱり感想待ちだったんだな。
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