10948人が本棚に入れています
本棚に追加
「昔は…ヒック…グズッ…あーグズッ…ちゃんと…ヒック…よんでおったではないか!!」
「あーちゃん?」
あーちゃん??なんか思い出しそう。
「あ!!あーちゃん!!あのあーちゃんなの?」
「そうなのだ!!あのあーちゃんなのだ!!」
さっきまで泣いてたのにすぐに満面の笑みになりやがった。
可愛いじゃないか。
涙の跡もあるし、さっきのは嘘泣きではないようだ。
「やっぱりリュウ~大好きなのだ~。もう離さぬぞ!!」
また抱き着いてきた。感触がなんとも…。
もしかして俺って変態…?少なくとも拓也よりはましだろ。
最初のコメントを投稿しよう!