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父「言い忘れていたが、花蓮は寮にはいるからな?」
車の中でパパが言ったこと
寮?寮って、はなれてくらせと?
むりだよぉ(泣)
花「どして?(泣)」
父「全寮制なんだ。だけどね、部屋に一台テレビ電話があるから、いつでも話せるよ。」
なら、よかったぁ
にぱぁ
父「ぐっ!」
む?パパがまえのめりだ
どしたのかな?
花「大丈夫?」
父「あぁ(危険だ・・・)お!!見えてきたぞあそこが花蓮が通う学校、『瑞白学園』だ。」
目の前にはおっきな門。お城みたいな建物で学校には見えなかった。パパは車から降りて、僕の手を引きながら門をくぐっていった。
すこしあるくと
花「うにゃぁ・・・・つかりぇたぁ・・・・」
疲れてしまった
父「おいおい・・・まだ百メートルも歩いてないぞ?」
僕は歩くのに疲れて、すわりこんでしまった。
父「ん。しょうがないなぁ・・・」
よいしょっと!!というパパの声とともに僕の体は宙に浮いた。
パパが抱っこしてくれたんだ。
父「これでいい?」
うん!
花「あいがとう!!ぱぱ」
にぱぁ
父「じゃあいこうか?まずは理事長室に行かないとな。」
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