荒れた毎日

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 俺はその言葉にクックと笑い、睨みつける。 「馬鹿じゃねーの。そんなことで折れるとか、どんだけお前ひ弱なんだよ」  その言葉に、崎本はより一層眉を顰め笑うのを止める。 「…てめェ、言わせておけば図に乗りやがって」  崎本は言いながら俺の胸ぐらを思いっきり掴み始める。その力に俺の喉は絞まり息苦しくなってくる。  そんな俺達の周りにはいつしか人が集まり、ザワザワと騒ぎ始めだしていた。  俺たちの高校を口にするものや、しまいには警察という言葉まで聞こえだす始末。それに俺は視線を向ければ、崎本もそれに続き辺りを見回す。
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