ご主人

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こんな状況でも俺は奴をじっと眺めてしまった。 眼鏡を外しただけで奴の印象はかなり変わった。 眼鏡で隠れていたが奴の目は色素の薄い茶色の瞳をしており、まつ毛がとても長かった。 不覚にも、綺麗な顔してんなと思ってしまった。 奴はうざったい前髪を掻き上げながら俺を見下ろした。 「…遊んであげる」 その言葉と同時にワイシャツのボタンを外される。 あまりにも突然だったので自分の身に何が起きているのか理解できなかった。 器用にボタンを外していく奴の目に俺の胸が曝け出される。
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