ご主人

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目を見開いている俺を無視し、胸を触る。 その手は器用で肝心な所には触れようとはしない。奴が触れるたびに俺の体はビクッと反応し跳ねる。 …なんだこれ。俺の意思とは反対に体は反応した。 初めての感覚に俺は戸惑った。男の俺が胸なんか触られて感じるなんて認めたくなかった。 「…っ!く…ぅ」 唇を噛みながら声を我慢する。おかしい。 なんだ俺の体は。感じたくないはずなのに、感じてしまう。しまいには、もどかしくなってきてしまう始末だ。 俺の胸の突起はプックリと色づき始め尖っていく。 そんな俺の状態に奴はニヤリと笑い、 「へぇ…こんなことされて感じているんだ?厭らしいペットだね」 と言った。俺はその言葉に顔が熱くなった。
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