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「これはお仕置きだよ?…おとなしくしてないと」
そう言い、上条は俺の自信を掴み軽く上下に扱く。
やはり体は正直で。俺を裏切るように自身の先端からはトロリと透明な液体が溢れ出る。
「は…っうぁ……あ」
どんどん手の早さは増していき、そこからはぐちゅぐちゅと卑劣な音を立てていた。
――もう、我慢できない。
体の奥から痙攣染みた感覚が込み上げてくる。そんな感覚を感じている中快感を与えていた上条の手の動きが止められた。
「…な…んで…?」
不意にも俺は上条に尋ねてしまった。そんな自分に驚いたが、もう理性は消えてしまっていたので快感以外何も感じられなかった。
「言ったでしょ?…これはお仕置きだって」
そう言いながら上条は俺のネクタイに手を掛け、外し始める。
いきなり自身に与えられていた快感を止められてしまったので、俺はその快感をまた味わいたくて自身に手を触れようとした。
しかしその手は上条の手によって拒まれる。
「お仕置きなんだから、気持ち良いことばかりじゃないよ?」
上条は俺のネクタイを外し終え、それを俺自身にきつく巻き始めた。
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