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「自分で汚したのは自分できれいにしなきゃね…?」
俺が口を開く前に上条の手は俺の口の中へと滑りこむ。
「んぅっ!!?」
「噛んだら許さないよ」
その目は俺が拒絶することを許さないと物語っていた。
俺はどんどんとまた目に涙が溜まっていき、目の前が霞んでいく。
自分で吐き出したものを好き好んで舐めるなんて屈辱的すぎる。
しかし、ここでしなければこの後どんなことをされるのか、考えただけで体が竦む。
戸惑いながら上条の手に舌を這わす。そうすればゆったりと広がる独特の生臭みのある精液の味。
ほんとに不味くて。そもそも本来飲むモノではない。
目に見えて上条の手に白濁がなくなったことを確認できると、上条の手は俺の口から出ていく。
喉の奥に何かが纏わり付くような異物感を感じる。とても口の中が気持ち悪い。
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