誘惑そしてお仕置き

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「これ汚れてしまったね」 と言いながら、上条は俺の目の前にネクタイを手に下げていた。 俺はそのネクタイを取ろうとネクタイに手を伸ばしたが、ヒュッと上条の後ろ手に隠されてしまった。 「な…なにすんだよ!返せ!」 俺は頬が熱くなるのを感じながらも上条を睨む。 「こんな汚れてしまったネクタイ使えないでしょ?」 厭らしい笑みを浮かべながら上条は言った。 「いいから!返せよ!!」 俺は上条に突進したがそれをひらりと簡単にかわされてしまう。 「僕が洗っておいてあげるよ」 「自分でやるからいい!」 そう反撃し、ネクタイを奪い取ろうとしたが上条相手に取り返せるわけでもなく、 最終的に上条に俺のネクタイを洗ってもらうことになった。
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