君贈歌

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きみを忘れない   とうに離別したとしても きみがくれたものはあまりに大きかった きみはいつも輪の中心にいて 私をひっぱりこんで笑っていた   楽しかった   いつも一緒だったね お互いの家に一緒にかえって 別れ道で話し込んだりして時間がすぎてしまっていたこともあった   ありがとう   今の私はきみがいたからある 私たちは親友でライバルだった たとえ途中で道を違えても   また   じゃあまたねと別れてから何年たっただろう つい昨日の事のように思い出せる   会いましょう   今度あってもきみをすぐにわかるとおもうよ 十年の歳月など私たちには無意味   じゃあ、また、親友
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