ヒラヒラ舞うのは桜 蝶 君の、

2/13
444人が本棚に入れています
本棚に追加
/223ページ
M 「それで?」 ニヤリ、と準君が意地が悪そうな笑みを浮かべて、小声で囁く。 「遅刻の理由はそこの可愛い姫君?」 「遅刻、ではないじゃん」 「雅にしては遅刻じゃねえ?」 「そ?」 「だってお前、五分前行動、無駄に徹底してるじゃんよ?」 ね、ちがう? なんて、ニヤニヤにやにや。 俺様ドS王子最高とかほざいてる準くんの取り巻きに見せてやりたいね、その顔。
/223ページ

最初のコメントを投稿しよう!