19人が本棚に入れています
本棚に追加
目の前に光が広がっていく。
[集会所ロビー]
一つの看板が目に入る。
「ふぅ。ここが集会所ロビーねぇ。あいつらどこだろ。」
あたりを見回していると2人を早速見つけた。
現実世界と違うのは服装だけで顔は同じだから見つけるのは簡単だった。
「おーい!将~。翠~。」
「斬!人の本名ネット上での叫ぶな!」
「将君も叫んでるから一緒だよ~」
3人とも同じである。
ネチケットを学んでこい
早速雑談を始める。
ゲームの質の高さ、現実世界とは声まで全く同じであることやロビーの中の施設についても教えてもらった。
「つまり集会所ロビーの中には受付ロビー、武器屋、雑貨屋があるってことか。」
斬を待っている間に2人は色々調べていてくれたようだ。
「ところでお前ら詳細教えてくれよ。」
「斬・・・・お前説明書読んでないだろ・・・・・・」
「うん。」
斬は即答した、説明書を読まないタイプである。
「はぁ・・・お前の右手に機械ついてるだろ。それを相手に向けてボタンを押すと詳細をみれる。更にそこからフレンド登録したりもできる。おぼえとけよ。」
優しく説明してくれる将。
最高の悪友である。
「なるほど。では早速・・・」
ピ!
2人に向けボタンを押した。
最初のコメントを投稿しよう!