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視界が広がる。
街だ。
広さは市街地ぐらいだろうか。
ビルがひとつある。
[ではこれより1分後にバトルスタートになります。敵チームを先に全滅させたチームが勝者となります。]
アナウンスが流れ緊張が走る。
だがそれは相手も同じようなものだろう。
ちゃんと似たような戦績のチームと当たる用にできていると言っていた。
このゲームだけじゃなくオンラインゲームにはよくある機能だ。
そんなことを考えていたら将が口を開いた
「なぁ、作戦とかフォーメーションとかなんかある?」
斬はこれについて考えていたことがあったので、すぐさま将と緑に返した。
「あぁそれなんだけど各自バラバラにやりたいことやって遭遇戦でいいと思ってる。」
斬の意見に翠と将は頷きながら聞いている。
それを見ながら更に斬は続けた。
「なんたって始めてなんだからさ。最初は負けてもいいやってぐらいの気持ちでいろいろやってみた方がいいと思う。」
言い終わった後に翠と将は答えた。
「わかったよ~。」
「まぁやってみてのお楽しみだな。」
2人の賛同を得ると同時にアナウンスが入る。
[start5秒前です。]
5・・・・・4・・・・・3・・・・・
心拍数があがっていくのがわかる。
2・・・・・
ドクン・・ドクン・・
1・・・・・
ビー!!
目の前に表示が出る。
[battle start]
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