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アスラン:……パート…行こうかな…(家計簿を見ながらボソッと呟く嫁)
イザーク:………!?(何っ!?それは俺の給料が足りないということか!?確かに子どもの養育には金がかかると言うが……と慌てる旦那)
アスラン:………はぁ…(深いため息をつく嫁)
イザーク:………(そんなにうちには金がないのか!?稼ぎが悪いのか!?俺に対しての挑戦か?そうなのか!?……などと思考回路が歪んだ旦那)
アスラン:……イザーク…どうしたの?
イザーク:い…いや…何でもない
アスラン:そう?(微笑み)
イザーク:……(苦しいんだな…家計…そんなに無理して笑って…よし…待ってろよ…)
―決して無理矢理笑っているわけでなく…イザークの視線にはそう映るだけです―(作者注意書き)
数日後
アスラン:……はぁ…イザーク…また遅いのかな…(ちらっと時計を見ると夜中一時)
イザーク:…ただいま……(疲れた体で帰ってくる旦那)
アスラン:お帰りなさい…イザーク…遅かったね…(旦那の帰りに喜びを隠しきれない嫁)
イザーク:あ…起きていたのか…(なんだかんだで嬉しい旦那)
アスラン:うん…当たり前でしょう?頑張ってくれてるんだし…
イザーク:あ……あぁ…(お前たちを養うためだからな…頑張りもするさ)
アスラン:お疲れ様❤ご飯暖めてあるよ(旦那の上着を持つ嫁さん)
イザーク:アスラン…今回…俺…昇進したから…
アスラン:え!?…すごいね…おめでとう(苦笑)
イザーク:アスラン!?(何故苦笑?)
アスラン:これで……もっと忙しくなるね……(少し寂しげに微笑み)
イザーク:お前達を養っていくんだから…当然だろう?
アスラン:それは……そうだけど…その…
イザーク:なんだ?
アスラン:……少し…寂しいなって…たまには…二人でゆっくり…一緒にいたいし……///(赤面する嫁)
イザーク:……っ///(何だ!?この可愛い生き物はっ!!…いや…嫁だ…俺のヨメっ!!クソッ可愛すぎ…
アスラン:だから……その…パートとかして…稼げれば…傍に…一緒にいれるかなって…
イザーク:……///(knock down)
アスラン……今日は寝かさないからな…覚悟しとけっ!!
アスラン:えっ……う…うん…/// (赤面)
―かくして甘い夜は続く―
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