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私の名前わちぃ。 高校三年生の当時、 私にわ、 その出来事があった時で 既に一年以上 付き合っていた 『てる』と言う彼氏がいた。 てるわ、 高校02年の始め頃に ほぼ退学と言う形で 学校をやめている。 髪わ金髪。 根性焼きの痕が 至る所にあり、 耳にわタバコが通る穴と、 他にも 小さな穴がいくつか。 耳から口にかけてチェーンを かけたり、 マスクをしたり、 グラサンをしてた事もあった。 瞼や口などにも 穴をあけている。 前わ指の間にも あけていたみたいだ。 鼻にも 途中まで穴をあけてた。 そして、保護観察つき。 今度悪いことを すれば少年院。 いわゆる、 ヤンキーだ。 暴力を振われたり、 浮気をされたり、 二股を二回されたり... 付き合ってる間に テルが鑑別に入ったり... 色々あったケド、 好きだから別れられずに、 なんだかんだで ずっと付き合ってきた。 テルにわ、 心の闇がある。 親の事と、 昔いぢめに遭っていた事。 しかも、 異性から いぢめられていたらしい。 私もいぢめられていた経験があり、 親にもかなり問題がある。 だから、 テルの辛さわ、 痛い程良く分かった。 誰も入れた事のないお互いの心の闇に、 私達わ入りあえる、 唯一の存在だった。 たくさん問題わあるケド、 テルわ、 誰よりも 私を愛してくれた。 優しくしてくれた。 尽くしてくれた……。 だから、 どんなに辛いことがあっても、 嫌いになんてなれなかった。 冷めることもしなかった。 私達わ、 付き合い始めた時から、 ずっと約束してた。 『結婚しよう』って。 この約束わ、 果たされるものと 思ってた。 そう信じて、 ずっと頑張ってきた。 この愛わ永遠だし、 好きな気持ちも 揺らぐことわ ないと思ってた。 ...そう。 あの時までわ.....
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