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「…っていうか少しはかまえー。寂しいと兎は死んじゃうんだぞー」
「ほほぅ。ということは君は今現在死んじゃいそうなほど寂しいと」
「訂正。死ねよ馬鹿」
「なんでそうなるかな…」
呆れながらも、微笑む
掃除の手を止め、彼女の横へ座る。彼女は何も言わず、場所を開けてきた
ざぁざぁ
ざぁざぁ
雨が止む気配は、無い
もう少し、止まなくても、良いかもしれない…
ゆったり時間が流れていく
「…やらしい顔。死んで詫びれ」
「どんだけ君は彼氏に死んで欲しいのさ?」
「対したことないよ。富士山のゴミと同じくらい」
「相当多い!?」
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