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その、少しの自由時間のこと。
2時目からは授業になるので、授業の準備をしなければならない。
まぁ最初だから、授業の進め方とか、オリエンテーションのようなものだろう。
教科書を鞄から取り出し、パラパラ眺めていた。
すると、不意に声をかけられた。
「水無瀬くん!!」
声がした方に顔を向けた。
「あ……えっと、長井さんだっけか?」
「……」
あれ!?俺、何かしたっけ!?
物凄く悲しそうな顔でこちらを見てくる。
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