一線超えるとそれも愛

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一線超えるとそれも愛

  オレが学生時代、気になる奴がいた   そいつはいつも一人で誰とつるむわけでもなく、ただそこにいるだけだった   オレは何故だかそいつが気になった   氷のように冷えた眼差しがレンズ越しに伝わってくる   誰も近寄らせないオーラを放ちながらそいつはいつだって本を読んでいた  
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