一線超えるとそれも愛

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  下校時刻俺は奴を追った   なんとか奴をこの手でぎゃふんと言わせたくて奴をつけた   しかし奴は家に帰るわけでもなく、人気のない旧校舎へと入っていく   あっ、言い忘れたが俺らがくる2年くらいまえは旧校舎で授業をしていたが地震やらなんやらで耐震補強された新校舎ができてからは、古いし危険だから立入禁止になったと聞いている   「優等生面した眼鏡くんが来るようなとこじゃないな。住んでるわけじゃねぇよな」   とりあえず後を追う  
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