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「それは…知ってる」
雷電は答えた。
「『愛国者達』はさらに新しいものを作ろうとした。貴方を…『雷電』を、もう一人作ろうとした」
「俺を?」
雷電は繰り返した。少年が頷く。
「何故俺なんだ?」
「…貴方はソリッド・スネークやビッグボスに匹敵する力を持ち得ていたから。生まれ持った兵士としての資質。それは幼い頃から洗練されてきた。少年兵として」
何故この少年は自分のことをこんなに知っているのか。雷電は意味が分からなくなってきた。つまりこの少年は『S3計画』でスネークになるべく操られた自分のように、雷電になるべく操られてきたのだろうか。
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