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「潤、心優!」
部活を終えた2人に駆け寄る。
2人とも、驚いた様子だ。
「全く…遅いんだよ…」
潤は少しほっとしたように、苦笑いを浮かべている。
「…」
心優は、一言も、話さない。
うつむき、何か言いたそうにしけるけど…
「…話があるんだ。
2人とも、聞いてほしい。」
やっとのことで、それだけ伝える。
潤は優しく、うなずく。
心優は、相変わらず、黙ったままだ。
「ここじゃなんだから、とりあえず、移動しようか。」
潤の声に、3人は歩き始めた。
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