EP01 出会い

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「え~と…聞いてないわよ?そんなこと…まさか、プリント出してないとかかしら?」 母の表情が凍っていた。 「あ…。そういえば…」 ツバメは冷や汗をかきながら飯をかきいれる。 「ツバメ!あんたったらまた!!」 と怒鳴り声に変化しつつある母の言葉を無視して家を出ていく。 「いってきます!!」 と家に残して、学校まで走り出すのであった。 学校に着いたのは、7時30分ジャストだった。 すでにクラスの奴らはバスに乗り込んでいた。 先生がイライラしながら時計を確認していた。 「おはようございまーす!」 ツバメは先生に大きな声で挨拶をすると、担任がキツイ表情へと変わった。 「ツバメ!お前は5分前行動をしらんのか!!皆、もうバスに乗ってるぞ!!」 と怒鳴り声がツバメの耳に響いていた。 「いや、遅刻はしてないし、大丈夫でしょ?」 と言い訳をしてへらへらしていたらバシッと頭を叩かれた。 「もういいから乗れ!説教はあっちに着いてからだ!」 とツバメに乗るように指示をしたので、しぶしぶツバメは乗り込んだ。
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