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ドンッ
『いってぇな!気をつけろブス!』
酔っ払いの臭いおじさんがぶつかってきた。
疲れていた事あって、よろけて尻もちをつく私。
ぶつかってきたのはおじさんなのに、おじさんは散々私に罵声を浴びせて去っていった。
ツマラナイ…
なんで私だけこんな目にあうの?
先輩は昇進するらしい。
同期の友美も今日、先輩に褒められてた。
私だけ良いことがひとつもない……
みんなが妬ましい……
私も幸せが欲しい……
そんなどす黒い炎が私の心を包み始めていた、まさにその時。
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