第三次世界大戦

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戦争--人類は誕生以来、幾度となく戦争を繰り返してきた。 戦争は人の業である。 それは、時代が変わっても同じである。 人類は二度に渡って大戦を経験した。 その後、恒久的な世界平和実現の為に、国際連合なるものが作られ、人類は二度と同じ過ちを犯すまいと誓った。 国連は21世紀初頭まではうまく機能し、世界は取り敢えずは平和だった。 しかし、21世紀中頃には事情が変わっていた。 化石燃料が枯渇し、各国は資源を求め、こぞって経済戦争に乗り出す。 持つ国〈連合軍〉(アメリカ、オーストラリア、ロシア等)と持たざる国〈同盟軍〉(中国、日本、EU諸国等)--世界はこの二つに引き裂かれた。 互いに軍備を拡張し、威嚇しあう--新たな冷戦--が展開されていた。 そんな折り、2065年、日中共同の軍事訓練に米軍機が乱入する事件が発生する。 この一件で両陣営の関係は極度に悪化、戦争が目前まで迫っていた--
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