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2251年。
かつて『日本』と呼ばれていた大和の地に、1つの新たな命が誕生した。
その男の名は宮崎昇(ミヤザキ ノボル)。
彼は生まれながらの天才で、この地獄を終わらせる人類最後の希望と目されていた。
2281年、翔は以前より研究していた放射能除去装置を遂に完成させる。
この夢のような機械によって、地球の環境は文字通り瞬く間に回復していった。
瞬く間と言っても20年くらいはかかったのだが。
かくして、再生した地球では各地で統合が進む。
2331年、核戦争から250年。
地球は一つの組織に統一される。
地球統合政府である。
戦前、いや、それ以上の技術力を手にした人類は宇宙に進出する---
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