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そう、あれは桜が満開の、ある朝のことだ。
俺は、高校に進学することになり、入学式に行った。
そして、自分のその姿を、学校のトイレの鏡で見た時、ものすごい眩しい光におそわれた。
まるで、朝日の太陽のように眩しかった。
そこには、ピカピカの一年生の俺がうつっていた。
その時、自分は初めて、高校一年生になったのだと実感した。
そして、気を引き締め、教室へと向かった。
教室のドアをあけると、そこには、俺よりしょぼい光を放つ、テカテカの一年生がたくさんいた。
俺は、思った。間違なくなく、俺がこの学校で一番だと。そして、平凡な学校生活が始まった。
ある時、家庭科の授業で、ビデオを観せられた💧
内容は、一般家庭を題材にした、家庭が崩壊していく、つまらないビデオだった。
見終わったあと先生が、このビデオの率直な意見を書いてくれと言ってきた。
俺は、素直に思った事を文に記した。
演技は下手くそ、セリフは棒読み、プロとしての自覚が足りない、こんなので給料もらってる事事態がおこがましい💢と書いた。
あとで先生に呼び出しをくらった💧
なにかと思ったら、感想にこんなことを書くお前が、おこがましいと怒られた💧
率直な意見を書けと言ったのは誰だ💢とキレたかったけど、若くてかわいい先生だったから許した💕
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