幸せな日常

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   そんな春に俺は笑みを溢しながら本に栞を挟む。  春に咲く桜の花びらを押し花にして作った栞を…  この栞は初めて春にプレゼントした物で、これをプレゼントした時春は本当に嬉しそうに喜んでくれた。  俺は本を終うと勉強道具を机の上に並べる。 《ニャー…》  上から聞こえる猫の鳴き声を聞きながら (今日はミケかな?それともサスケかな?)  屋根の上で猫と戯れる春を想像しながら、俺はペンを走らせた。  
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