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「弱い奴がぞろぞろと…目障りだよ」
そう言ってトンファーを構えると、生徒達がざわめく。
「ふ、風紀委員長っ!?」
「しまったぁ!応接室ってそういうことかぁっ!!」
そんな声が聞こえた後、走っていた生徒の大半が立ち止まる。
(さ…さすが雲雀さん…)
雲雀の恐ろしさを知らない人間は、教師も含めてこの校内には零と言っても過言ではないだろう。
だが。
「そこを退け雲雀!!10代目は渡さねぇっ!!」
「ご、獄寺君っ!?」
雲雀の威嚇をものともせず最前列を突っ走って来るのは、綱吉もよく知った人物、自称綱吉の右腕な獄寺隼人だ。
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