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「は！?ちょ、ちょっと待…」
綱吉が抗議しようと口を開いた瞬間。
『うぉぉぉぉぉぉぉっっ!!』
校舎全体を震わせるような雄叫びが綱吉の言葉を掻き消す。
「なっ!?何今の!?」
『と、言うわけで今からお前は全校生徒に追いかけ回されるんだ。まぁ精々捕まらないように頑張れ』
「ぜ、全校生徒!?まさかそんなことは…みんなそんなに成績危ないの…？」
「……」
見当違いな発言に小さく溜め息を吐く雲雀。
どこまで鈍感なんだと少々心配しつつも、無茶苦茶な発言を流し続けるスピーカーを睨み付ける。
全校生徒から逃げ切るには、
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