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その写真がきっかけで、仕事が劇的に増えた。
学校を休むことも多くなり、クラスの中で私は孤立していた。
それでもよかった。
私には、青山サンがいる。
青山サンが傍にいてくれればそれでよかった。
でも、青山サンとは歳が20くらい離れていてきっと私なんか相手にしてくれない。
女として見てくれない。
早く大人になりたい…
早く大人になって青山サンと釣り合う女になりたい。
そればかり考えていた。
考えた末に出た答えは、年上の彼氏を作って初体験を済ませること。
中学生の私は、初体験を済ませれば大人になれると思っていたから。
本当にバカなことを考えたものだと思うわ。
でも、その時の私は青山サンのことで必死になってた。
恋は盲目って言うけど、まさしくそれかもしれない。
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