つまらない世界に差し込んだ一筋の光

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教室に入る度にざわつくのやめてくれないかしら? 私に用事があるなら話しかければいいのに。 『モデルだからって調子乗りすぎじゃない?』 そんな陰口がクラスの女子から聞こえてきた。 私に聞こえるくらいだから、陰口とは言わないわね。 ただの悪口ね。 ていうか、調子に乗ってないから。 アナタの好きな男に告白されて、断っただけだから。 きっと、僻みや妬みね。 ………はぁ。 私の周りに年上ばかりいたせいか、同じ学年の子が幼稚に思えてしまう。 そんな時、亜夢と出会った。 亜夢は、ホントに変わった子だったわ。 初対面でいきなり抱きついてきて、私の胸に顔を埋めるし。 彼氏でも、人前でそんなことしなかったわよ…。 授業が終わる度に抱きついてきて、私の胸を触ってくるし…。 あ、一応触っていいか聞いてきたけど。 亜夢っておっぱい星人なのね。 .
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