つまらない世界に差し込んだ一筋の光

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それで、亜夢が嫌がらせを受けないように皆で守っているらしい。 ほら、近藤サンはモテるから。 「亜夢の近くにいるライカに、とばっちりがいかないように守れって遥人は俺達に言ったんだ。」 「それは、どうも。それにしても、近藤サンって亜夢のことが好きでたまらないみたいね。顔が緩みっぱなしじゃない。私が遠くから見た感じだと、女の子に冷めてる感じがしたけど。」 「あぁ、そうだな…」 有坂サンは、そう言って亜夢を辛そうに見ていた。 もしかして、有坂サンって亜夢のことが好きなわけ? ご飯を食べ終わると、近藤サンと有坂サンは体育があるからと言って先に教室に戻っていった。 亜夢と二人で教室に戻っているとき、亜夢の無知さに驚いたわ。 セフレを知らないってことは、セックスも知らないと思った私は亜夢にいろいろと教える為に喫茶店に連れていった。 ま、セックスは知っていたんだけどね。 .
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