つまらない世界に差し込んだ一筋の光

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別に軽いキスされたくらいじゃガタガタ言わない。 ディープだったら、きっと殴ってるけど。 「垂れるって何?」 「あぁ、ライカはそこまで気持ち良くなったことないのか。」 「は?」 「垂れるって言ったのは、愛液のことだよ。女って、気持ち良くなるとめちゃくちゃ濡れるんだぞ?それが、シーツまで垂れて…って考えたらちょっと興奮した?」 何、この人… エロさ爆発じゃない… 私、この人と一緒に住んで耐えられるかしら? 「下ネタだったのね…。別に興奮しないわよ。早く荷物まとめたら?」 「……わかったよ。お前さ、好きでもない男とヤッたことあるって言ってただろ?それって、不特定多数の割りきった関係の男?それとも彼氏?」 「……彼氏。」 「彼氏とヤッてキモチイイと思った?」 「セックスすることが義務だと思ってたからキモチイイとか思わなかったわ。」 「ふーん。週に何回ヤッてた?」 「週に一回とかかしら?」 彼も忙しくて中々会えなかったし。 .
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