つまらない世界に差し込んだ一筋の光

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「有坂サンが、私と同じ考えを持ってるとは思わなかったわ。」 「つーことは、お前ピル飲んでるのか?」 「えぇ。生理不順を改善することができるし。」 「お前の生理不順は朝飯食わないからだろ。とりあえず、ピル飲むのをやめてみろ。俺が、お前の体調管理してやるから。」 「嫌よ。有坂サンとセックスして妊娠でもしたらどうするのよ。」 「できねぇよ。俺が避妊するから。」 いやいやいや… 「有坂サン、さっきピル飲んでる女の子しかセックスしないって言ってなかった?しかも、自分もコンドームつけるって…。」 「それは、好きでもねぇ女とヤる場合だよ。ライカは、別。ピルまで飲む必要ねぇよ。ゴムだけで十分。」 「十分じゃないわよ。100%避妊できるわけじゃないのよ?」 「そんなこと知ってるよ。だから、俺の子供なら産みたいと思うくらい好きになれよ。俺は、お前との子供だったら素直に嬉しいぞ?」 .
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