つまらない世界に差し込んだ一筋の光

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「冗談言わないでよ。私のこと好きじゃないクセに。」 「十分好きになってると思うけど?亜夢のことなんて頭の隅にもねぇから。それに、結婚してもいいと思った女はライカが初めてだし。」 「明日、亜夢に会ったらわからないじゃない。」 「俺は、亜夢のおかげで好きだって感情がわかったんだ。だから、今の俺の心はライカのことが好きだって言ってんだよ。時間なんて関係ねぇ。好きなモノは、好きなんだ。亜夢に会っても、この気持ちは変わらねぇよ。俺の頭ん中ライカでいっぱいだから。」 ホント、強引で直球… 「それって告白?」 「当たり前だろ。好きだって言ってるんだから。さっきの続きだけど、万が一妊娠したらすぐに言えよ?一人で産もうとか一人で中絶しようとか考えるな。俺は、学生でもお前と子供くらい養っていける財力は持ってるんだから。あとは、俺の子供を産みたくなるくらい俺を好きになれ。」 それに、強制がプラスされたわね。 .
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