八雲 紫

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身体が熱い。 まるで自分が燃える業火になった気分であった。 それもそうだ、今彼は彼女と共に燃え上がっていたのだから。 白い肌、豊満な美しい張りのある二つの胸、弛みを見せないヒップ。そして顔を赤く染めた妖艶な紫の表情。 なにもかも限界であった。 「っ・・・・紫・・・・」 息を荒げて名前を呼ぶ。 既に彼の分身は、今か今かと頭を上げて待っていた。 「えぇ・・・・きて・・・・」 彼と比べ荒くはないが、彼女もそれに早く答えたかった。 対する彼女の受け皿も、まだかまだかと涎れを垂らして待っている。 息を飲み込み、彼は彼女の秘部に己の肉棒を一気に突き入れた。 両者の身体に快楽の電流が走る。 一方は包まれるものが、一方は空いた所に入ってくるものが。 「んっ!・・・・きたぁ・・・・私にピッタリのがぁ・・・・」 紫は足りなかったものを補った快感により、軽く絶頂を越える。
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