挫けるもんか!!

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街は活気と靴の音で溢れている。 慌てて飛び起き、身なりにある仕事道具をかき集め、街の中央にある時計台広場へと走り出した。 汗を拭い時計台広場に着くと仕事道具を石畳の上に投げ散ららかしその場で座った。 右方の前方から中年の紳士らしき大人が近付いてきた。 「靴を磨いてくれないか?」 「御安い御用です」 そう、仕事は靴磨き。
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