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中に入ると壁も床も真っ白な風呂場に白い湯気が立ち込め、その中心には
立ったままシャワーを浴びる恋人の姿
ちょうど顔を洗っているらしく、まだ俺には気が付かない
ちょっとからかってやろうと思いそのまま後ろから抱き締めると
「きゃっ!チャミ!?」
聞こえて来たのは可愛い悲鳴と…聞き捨てならない名前
黙ったまま抱き締めていると洗顔料を落とし終わったジェジュンが
“チャミ”に文句を言いながら不満そうな顔をして此方を向く
「もー!さっきの仕返しにしたってタチ悪いよ?」
だが、その不満気な表情はすぐに驚きの表情へと変わった。
「え‥ゆの?」
「チャミじゃなくて悪かったな、ジェジュン」
「ちが…」
そう、ジェジュンが言い終わる前に足払いをすると崩れる体を落ちる直前で支え
そのまま床に押し倒した。
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