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「ふあぁ~……俺も帰って寝ようかと思ってた。昨日の夜遅くまで読書してたから眠い。」
良輔はあくびをしながら答える。
「お前らそんなんだと人生損するぞ?家にばっかいると不健康な身体になるぞ。アクティブに行こう!!腹も減ったし『ル・ドゥーラ』でも行こうぜ!!」
達也は二人の意見を無視して、行きつけのカフェテリアに向かって行く。
「はぁ~……本当に達也は勝手だよな~……」
悠は愚痴を言いながらも、笑顔を浮かべ言う。
「良はどうする?達也なら俺が相手しとくけど?」
悠は先を歩く達也を親指で指しながら、尋ねる。
「……まぁ、たしかに腹も減ってるし、少しだけ寄ってくかな。」
良輔は目をこすりながら答える。
「じゃあ、行くか。達也うるさいし。」
「おぉ~い!!良!!悠!!遅いぞ!!」
達也は二人が話ているうちに、すでに入り口に手をかけていた。
良輔と悠は顔を見合わせて苦笑いをし、二人もカフェの入り口へと向かった。
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