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先に遥が口を開く。
「まぁ石木君もこんなに真剣に言ってるし、行ってもいいんじゃない?」
まぁ確かにその通りだ。しかもこっちは2人だし。
俊輔を信用していないわけではないが、万が一襲ってきたときでも2対1だから不利にはならないだろう。
「んじゃまぁいいか……。一度夜中の初詣行ってみたかったってのもあるし」
それを聞いた俊輔は驚いたように、でも嬉しそうに言った。
「マジで!?本当に行ってくれるの!?」
「うん。行くよ。
どこに、何時に集合する?」
「11時に学校でいいんじゃないかな?神社も歩いて10分くらいの距離だし」
遥が提案してくる。
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