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これを聞いて遥が反応した。
「あ-あ。麗奈はいいなぁ-。石木君にここまで言わせることができるなんて」
それを聞いた俊輔が慌てた様子でつけくわえる。
「いやいや、高林もすっげぇ魅力的だよ!容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能だし!
だからこそ俺なんかじゃ不釣り合いというか…」
それを聞いてこんどは私がピクリとする。
「ふ-ん?じゃあ高林遥ちゃんとは違って私はバカだって言うの?」
「「違うの?」」
2人の声がハモる。
「…………」
違うよ!?私はテストになると緊張して自分の実力が出せなくなるだけなんだから!
と、言いたかったが上手く声が出ない。
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