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初めての出逢い
その数日後、俺は愛華という女の子と会う約束をした。
ハンネもアイカと本名を使っていた。
夕方くらいから会って夕飯を食べるだけの約束だったが、俺も愛華も車がなかった。家もそう近くないので、俺はレンタカーを借りることにした。
たまに使うレンタカー屋さんへ行き、車を借りた。
そこの営業時間は8時までだったので、俺は急いだ。もう5時だ。
愛華の家付近のコンビニで待ち合わせして、俺は車の中で待っていた。
愛華✉「着いたよー」
俺は辺りを見回した。
携帯を片手にコンビニの外で待っている女の子がいた。
良介(あれかな?めっちゃブスじゃん…)
良介「愛華?」
愛華「りょーチン?」
良介「はじめまして」
愛華「はじめまして」
良介「じゃ、いこっか。」
愛華「うん」
二人は車に乗った。
香水の匂いが鼻をついた。
(くっせぇぇぇ!!これじゃメシもまずくなる…)
そう思いタバコに火をつけた。
(あれ?こいつ俺が香水ダメなの知ってるよな…)
頭にいろんな考えを浮かべて、俺は車を走らせた。
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