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もう6時だ。とりあえずメシに行かなきゃ。そう思ってレストランへ向かった。
道中、会話は弾まない。俺は見た目で判断したと思われたくなかったので、一生懸命会話しようと試みた。
しかし愛華は緊張していたらしく、小さな声で細々と話した。
電話じゃあんなにしゃべってたのに…
はっきり言ってつまらなかった。
しばらくしてレストランに着き、二人は料理を注文した。
隣には女性二人組が座っていた。食事中も周りの目が気になって仕方ない。
香水の匂いで味もあまりわからず、デートは失敗だった。
俺は愛華をまたコンビニまで送った。
良介「楽しかった。また遊ぼうね!次はもっと喋れるといいね!」
俺は心にもない台詞を吐いた。
再び車を走らせ、レンタカー屋さんに向かった。
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