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お姉さん「確認終わりましたので大丈夫です。」
良介「あ、はい。」
今日のデートの失敗の腹いせではないが、俺は声をかけた。
良介「あの、前から思ってたんですけど…」
お姉さん「?」
良介「お姉さん、可愛いですよね!」
お姉さん「いや、可愛くないですよ!!」
お姉さんは照れていたが、俺は余裕がなかったので喋り続けた。
良介「彼氏とかいるんですか?」
お姉さん「いや、いないです。」
良介「マジっすか!?アドレスとか教えてもらってもいいですか?」
お姉さん「あ、いいですよ。」
やった!!
そう言ってお姉さんは、メモ用紙にアドレスと番号を書いてくれた。
俺は心臓が飛び出そうなくらい嬉しかった。
良介「ちなみにおいくつですか?」
お姉さん「22です。おいくつなんですか?」
良介「22!?俺もです!!あ、でも早生まれなんで一応今年で23です。」
お姉さん「私もですー!!年上かと思いました!!」
良介「俺も年上だと思ってました!!」
そう言っているうちに、お姉さんはアドレスと番号を書き終えた。
お姉さん「じゃあ、これ。」
良介「ありがとうございます。また後でメールしますね!!」
そう言って俺は店を出た。
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