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それから数日後、俺は仕事の後にひろかちゃんと会う約束をした。
場所は近くのファミレスだった。
ひろかちゃんは俺が車を持っていないことを知っていたので、うちの近くまで迎えに来てくれた。
ひろかちゃんが着くと携帯が鳴った。
俺はひろかちゃんが駐車場に入ってくるのがわかったので、電話には出ずに車まで行った。
良介「わざわざありがとね。」
ひろか「いいよー。じゃいこっか!」
良介「いこいこ!」
車で数分走り、俺達はファミレスに着いた。
車をよく見るとROVERだった。ひろかちゃんはお金持ちなんだろうか。
良介「俺夕飯食べてないからさ、なんか食べるわ。ひろかちゃんは?」
ひろか「なんか甘いもの食べたい!」
可愛かった。それぞれのメニューとドリンクバーを注文し、話し始めた。
くだらない話、過去の話、恋愛の話など気付けばまた4時間も話していた。
ひろかちゃんは辛い過去を抱えていた。
高校を中退して通信に通っていたり、昔は遊んでいたり…。
そんな風には全く見えなかった。
そして過去の恋愛においては、普通は経験しないような辛い思いをしてきたようだ。
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